外科・外傷

外科・外傷について

外科の処置は、抜歯から軟組織の外科処置まで行っています。外傷は未就学児、学童及び青少年の小児期に多いと言われています。歯を失わないために、正しい処置、経過観察が必要となっています。外傷をしてしまった場合、少しでも不安な事があったらすぐにご連絡下さい。

対応例

外傷(ケガ)

歯が折れた

歯の脱臼

歯が元にあった場所から出ている。元あった場所に整復してマウスガード型のギブスで固定します。

歯があった場所より中に入っている。元あった場所に修復してマウスガード型のギブスで固定します。

完全脱臼

歯が抜けてしまった。
保存液又は牛乳又は口の中に入れて持参して下さい。絶対に水で洗わないで下さい。歯の組織が死んでしまいます。再殖してマウスガード型のギブスで固定します。

軟組織損傷

歯肉や唇や舌の裂傷は縫合します。

外科処置

抜歯

小児、成人共に表面麻酔後に浸潤麻酔を行い歯を抜きます。

上唇小帯切除

上唇小帯が張っていて
正中が開いている


上唇小帯を切って縫合

舌小帯切除

舌小帯が張っていて舌が前に出しにくいため、発音が聞き取りにくかったり、うまく飲み込めなかったりする

下小帯を切手縫合し、舌のトレーニングを行う

粘液嚢胞

唾液腺が詰まり、唾液が出る場所がなく風船の様に膨らむ

粘液嚢胞を摘出して縫合